1、人は利き足に体重がかかっています
人間には、利き手、利き足なるものがあります。
サーフィンでは、多くの場合利き足が後ろ足になります。
そのため、どうしても常に後足体重になってしまい、前足体重が苦手になりやすいのです。
どの程度体重の差があるのかを知っておくと、今後のトレーニングに役立ちます。
そこで、鏡の前で直立してみます。すると、どちらかの肩が下がっていることがあります。
これは、体重のかかっている方の肩が下がっていることがほとんどです。
そこで、肩のさがっていない方の足に徐々に体重をかけていきます。
肩だけ下げるのではなく、下半身から腰にかけて体重をかけていきます。 どの程度で左右均等になるのか、どの程度体重をかければ均等になり、それ以上体重をかけないと前足体重にならないということをつかんでください。
2、バランスはどこでとっているか
片足で立ってみた場合、ヒザがポイントになります。
というのは、安定した平面上に片足立ちをした場合は、ヒザが伸びきっていても問題ないのですが、
サーフィンの場合は、不安定なサーフボードの上に立つのです。
安定した平面上に片足立ちをした場合、ヒザを曲げなくても足首だけでバランスをとり、肩に力が入ってしまいます。
ヒザを曲げた場合は、上半身が多少左右に揺れても、ヒザを屈伸することでバランスを保つことができます。
また、腰の位置も低くなり、バランスはとても安定するのです。